事業内容
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(株)共立電機製作所は、1967年(昭和42年)に「(有)共立パネル製作所」として創業しました。主力は配電盤(キュービクル)の製造を主軸に企業活動を行っています。2013年に生産能力の拡大をはかるため緑豊かな宮崎市高岡町の三高テクノ工場に本社を移転。近年は、時代の変化に対応し、新しい分野での事業も展開しています。再生可能エネルギー事業および産業(施工・保守・メンテナンス)部門の展開を皮切りに、コンサルティング事業、高度医療機器の販売、宮崎大学農学部と連携し敷地内に植物工場を設置し、レタスなどの葉物野菜を育て自社生産する事業など多岐にわたり着手しています。今後も競争力の強化を図り、宮崎を拠点に根ざしながら、全国へ発信するものづくりで「今まで以上を創る」をテーマに、100年企業を目指し「地域に愛され地域に貢献する企業」として、さらなる成長を目指していきます。
設計、製作、据付施工
キュービクル式非常電源高圧受電設備(認定品)
キュービクル式高圧受電設備
非常用配電盤、分電盤等(1種,2種認定品)
高低圧配電盤、自動制御盤、空調制御盤、集中監視盤、分電盤
コントロールセンター、プラント制御盤、トンネル自動調光盤
LSI、IC使用制御盤
コンピューター制御装置(管理用、制御用、照明用)
コンピューター用定電圧定周波電源装置、端子盤、プルボックス
配線ダクト、ケーブルラック、電気室保護金具
電気工事、受変電設備、防災設備の設計施工
上下水道、終末処理場等のプラント事業
冷暖房及び空調に関する工事、並びに機器販売業務
「省エネ」コンサルタント業務(変電設備,照明設備,動力設備)
農業、畜産用機器の製作販売
環境事業・LED照明の開発・製造

配電盤(キュービクル)開発・製造事業
公共施設をはじめ商業・オフィスビル、ホテル、病院、マンション、工場などさまざまな人が集まる空間を創造するエンドユーザーに対し、電力会社から送られてきた電気を受け取る装置、配電盤の開発、製造を行っています。
共立ブランドの強みとして、配電盤メーカーでも数少ない自社一貫製造を貫いています。オーダーメイド、ユニーク(唯一無二)な製品をつくることが可能となります。つまり、納入先ごとの異なる条件に合わせた柔軟かつ的確な設計を技術者が行い、その設計に基づき組立までを手作業で製作していきます。配電盤、制御盤、分電盤、認定盤の設計・制作・組立、配線は当然のことながら、板金加工、塗装仕上げも行っています。全ての工程を工場敷地内で行っていますので、形や色を変えたい等のご要望に柔軟に対応が可能となり、技術者同士が密に連携をとり、満足いただける製作が実現可能となります。また、アフターメンテナンスもしっかりと行っていきます。
世界的にデジタル化が普及し脱炭素化が推進されるなど、暮らしに大きな変革が押し寄せつつある時代。これからも新たな取り組みに積極的に挑戦し、より付加価値の高い商品の製作に力を入れながら、人々が快適に暮らせる社会づくりをお手伝いしていきます。

再生可能エネルギー事業
宮崎市内にメガソーラー(大規模太陽光発電所)1カ所を所有。また、大阪府大阪狭山市が事業主体として運営している水上メガソーラーなど計3ヶ所(大鳥池、太満池、濁り池)の管理業務を担っています。脱炭素社会づくりやSDGs達成に貢献すべく、地域のエネルギー自給率の向上に努めており、地球環境に配慮する再生可能エネルギー事業に積極的に取り組んでいます。
(株)宮A・PECソーラー発電所
大阪狭山市内の大鳥池に設置されたフローティング式ため池用ソーラー発電システム。出力1.99МW。

これらの発電所は、クリーンかつ自立可能なエネルギーシステムの構築実現を目標に、開発から建設、運転開始後のメンテナンスまで当社が一貫して携わっています。地域に寄り添い、安全で安定した電力供給ができる発電所の運営を推進しながら、脱炭素化社会の実現に向けた新しいエネルギー事業を今後も展開していきます。
産業(施工・保守・メンテナンス)部門
多様化する課題やニーズに柔軟に対応するため、電気設備工事の各工程がスムーズかつ安全に、そして良質にできるようコンサルティング業務を行っています。
製造・納入にとどまらず、電気工事店様と各工事のスケジュールを踏まえた工程表を作成するとともに、現場の進捗状況をチェックするお手伝いをするものです。また、ライフスタイルの多様化に伴い、リフォームやリノベーションを検討されているクライアント様の要望に応えるため、より良い品質と適正なコストの商品を提案します。
オフィスビル、ホテル、学校、病院、発電施設、公共土木施設などの施工管理・安全管理・衛生管理を行うことはもとより、脱炭素化やデジタル化といった時代の流れに対応できる省エネルギーシステム技術の提案も強化していきます。

808MERA 植物工場
異業種進出を目的に、工場内に「808MERA植物工場」野菜の水耕栽培施設を設置し、長年、培ったLEDの技術を用いながら、その光や培養液を調整することで、新しい作物の栽培に取り組んでいます。
この施設は、宮崎大学農学部と共同で腎臓病など特定の病気の患者でも食べることができる野菜の共同開発等も進めています。三つの栽培室や苗を生産する発芽室、生産物を梱包し出荷するパッケージ室などを施設内に設置。高さ7・4m、幅8m、奥行き11mの栽培室では、光の波長を変えることで苦みを抑えた野菜やビタミンCやポリフェノールなど機能成分の多い野菜、野菜嫌いの子供をターゲットに好みに応じた野菜つくりの開発を行っています。
二酸化炭素濃度など栽培に関するビックデータも宮崎大学と収集し、これらを解析することでより高品質で低コスト、収穫量も増える効率的な生産環境づくりも目指しています。現在、6種類のレタスを育てており、一般販売も開始しています。
808MERA植物工場
工場内部で栽培される野菜